ASA-CHANG&巡礼ライブ・シリーズ「アウフヘーベン vol.1 室伏鴻×ASA-CHANG&巡礼」
- Events
- 2014年9月23日
- CAY
About the event
実に5年振りとなるASA-CHANG&巡礼による東京でのライブ・シリーズの開催が決定!
記念すべき第一弾は、舞踏<BUTOH>の精神を貫く世界で最も有名な舞踏家のひとり「室伏鴻」との夢の競演!
音楽家でありながら、「ダンス公演」をライブスタイルとし、音楽性のみならず、世界観やライブにおいても、既存の枠組みから自由な活動を展開してきたASA-CHANG&巡礼と、「アンチ・ダンス」を掲げ、独自のスタイルを貫きヨーロッパを中心に高い評価を得ている孤高の舞踏家・室伏鴻。二組のアーティストに共通する、既存の枠組みから逸脱し続けるその天邪鬼なスタンスと、しかしながら決してアンダーグランドにはならないポップなセンスが交錯し、新たなライブ・パフォーマンスの地平を切り拓く!
【「アウフヘーベン」とは?】
ドイツの哲学者であるヘーゲルが提唱した概念。「止揚」とも言う。
古いものが否定されて新しいものが現れる際、古いものが持っている内容のうち積極的な要素が新しく高い段階として保持されること。
【室伏鴻 プロフィール】
振付家・舞踏家。1969年土方巽に師事。71年出羽三山で修験道研究。72年「大駱駝艦」の創立に参加、数多くの名舞台に出演する一方、女性だけの舞踏集団「アリアドーネの會」をプロデュース。78年パリで上演した『最期の楽園─彼方の門─』が1カ月のロングランとなり、舞踏が世界のBUTOHとして認知されるきっかけとなる。以来、数多くのフェスティバルに招聘され、即興性を活かしたソロ公演を行う。2000年から本格的に日本での活動を再開。03年に若手メンバーを加えたユニットKo&Edge Co.を立ち上げ「美貌の青空」を発表。05年舞台批評家協会賞受賞。06年ヴェネチア・ビエンナーレで「quick silver」を発表。アンジェ国立振付センターなどで指導者としても活躍。
【ASA-CHANG&巡礼 プロフィール】
1997年、ASA-CHANGソロユニットとして始動。00年より「FUJI ROCK FESTIVAL」に4年連続出演、ヨーロッパの音楽専門誌のベストアルバムに選出されるなど、そのトライバルかつアブストラクトな独自の波動に満ちた音楽が国内外で評価されると共に、世界各国のメディアにも取り上げられる。
また、ミュージックビデオにおけるコンテンポラリーダンサーとの共演が世界的な話題となり、09年に音楽×ダンス公演『JUNRAY DANCE CHANG』を世田谷パブリックシアターにて開催。10年、ASA-CHANGのソロユニットとして再始動後、12年にライブメンバーとして後関好宏、須原杏を迎え、「KYOTO EXPERIMENT 2012」にて『新・アオイロ劇場』を発表するなど、既存の音楽の枠に捕らわれない活動を展開している。
Schedule
2014年9月23日(火・祝) 18:00開場/19:00開演
Credits
- 音楽・出演
- ASA-CHANG&巡礼(ASA-CHANG、後関好宏、須原杏)
- 出演
- 室伏鴻
- 巡礼クルー
- 岡村陽一
- 協力
- Ko&Edge Co、渡辺喜美子、Sony Music Artists
- 企画・制作
- precog
- 制作アシスタント
- 藤由智子
- 主催
- ASA-CHANG&巡礼、precog
- 共催
- CAY
- 助成
- アーツカウンシル東京