YPAMエクスチェンジにてセミナー形式のミーティング開催!
precogは舞台芸術に取り組むプロフェッショナル向け交流プログラム「YPAMエクスチェンジ」にて、セミナー形式のミーティングを2つ開催いたします。アーティストを交えprecogのプロデューサーが新しいプロジェクトをご紹介します。ぜひご参加ください!
■チェルフィッチュ 2023年新作2作のご紹介【12/7(水)】
2023年、チェルフィッチュでは2つの新作発表を予定しています。
1. チェルフィッチュ×藤倉大 新作音楽劇 <5月初演@ウィーン>
ウィーン芸術週間にて世界初演を迎える本作では、現代音楽の作曲家・藤倉大氏とチェルフィッチュ出演俳優とともに新たな音楽劇の創作に挑みます。俳優は歌唱とは異なる手法で、そして音楽は情景や心情を描くものとは異なる在り方で、相互に作用することで、言葉と音楽のまったく新しい関係から新たな“音楽劇”を創造することに挑戦します。
2. チェルフィッチュ新作演劇公演 <8月初演@東京>
日本語が第一言語ではないパフォーマーとともにSF作品を創作・発表します。チェルフィッチュでは2021年より、日本語が第一言語としない俳優の日本語演劇への参加の機会を創出するべく、演劇ワークショップを複数回実施してきました。その活動を経て、オーディションで選出した方々とともに新作を発表します。
これらチェルフィッチュの新たな2企画について、主宰の岡田利規を交えて、本企画の概要やコンセプト、今後の展望などをご紹介します。
日時|12月7日(水) 11:00〜11:45
会場|廣東會館倶樂部 2階 およびオンライン
登壇者|岡田利規、黄木多美子、水野恵美
■contact Gonzo ×やんツー 新作パフォーマンスについて【12/8(木)】
即興をベースに身体表現を行うパフォーマンス集団contact Gonzoと、デジタルメディアを基盤に表現の主体性を問う作品を展開するやんツーが、2019年に制作したパフォーマンス作品『untitled session』での創作をアップデートし、新作パフォーマンスを制作します。
画像に対して説明を付与する機能「キャプショニング」を用いて学習をした複数のAI(人工知能)がセグウェイに搭載され、contact Gonzoの即興パフォーマンスを「鑑賞」。その場で言語化・翻訳し言葉を読み上げ、認識(誤認)していく様を繰り広げる作品です。観客の知覚とAIによる翻訳のズレを提示し、パフォーマンスの言語化における「翻訳の可能性と不可能性」を浮き彫りにすることに挑みます。
当日は、アーティスト本人(contact Gonzo、やんツー)を交えて、見どころや今回の試み、今後の展望についてご紹介します。
日時|12月8日(木) 11:00〜11:45
会場|廣東會館倶樂部 2階およびオンライン
登壇者|contact Gonzo、やんツー、黄木多美子
参加方法|YPAMウェブサイトにて、プロフェッショナルもしくはオーディエンス登録のうえ、YPAMエクスチェンジのページにて各セミナーをご予約ください。