日中韓芸術祭 2021 in Kitakyushu

日付
2022年3月5日(土)〜
料金
無料

作品紹介

日中韓芸術祭は、第5回(2013年)日中韓文化大臣会合において、3カ国の共同事業として実施することを合意したものです。2014年以降、毎年3カ国の伝統文化と現代の芸術的発展を紹介すべく、大臣会合主催国(東アジア文化都市開催都市)において開催しています。

今回の日中韓芸術祭は日本(北九州市)開催となり、2021年に北九州市で開催された「北九州未来創造芸術祭 ART for SDGs」(総合ディレクター 南條史生氏)からコンセプトを引き継ぎ、メディアアーティストの落合陽一氏の総合演出により、日中韓3カ国が共同してバーチャルファッションショー及びトークセッションの映像を制作しました。

「デジタル時代に花開く、時空間を超えたパッチワーク」をテーマに、日本・中国・韓国の装いの土着性や、その文化の根底に流れるサスティナビリティを共通のコンセプトとし、3カ国が地理的な距離を越えて一つの場に集結した本作を3月5日(土)よりオンラインにて公開いたします。

概要

日時|3/5(土)16:00〜(予定)
配信URL|https://www.youtube.com/watch?v=-2YV5Ijg4GM
*当日は、冒頭に落合陽一氏による特別コメントを予定しております。
構成|
・落合陽一による特別コメント(3/5生出演予定)
・バーチャルファッションショー
・Introduction(落合陽一 x 都倉俊一 x 南條史生)
・Talk Session Vol.1(落合陽一 x 楊貝貝 x イム・ソンオク)
・Talk Session Vol.2(落合陽一 x 冨永愛 x 中里唯馬 x 辰巳清)
・Talk Session Vol.3(落合陽一 x Snow Peak代表 山井梨沙 x 日本環境設計 中村崇之)

*プログラムは予告なく変更となる場合がございます。御了承下さい。
*それぞれのセッションの個別動画は後日同アカウントにてアーカイブ公開されます。

映像の内容

2021年10月、北九州市立美術館にて日本のYUIMA NAKAZATO、襤褸(アミューズミュージアム)、Snow Peakによるバーチャルファッションショーのインスタレーションを展示・収録。その後、12月には渋谷にて中国の楊貝貝の作品と、韓国のVEGAN TIGER、C-ZANN E、CARUSO、NOHANT、DEW E DEW E、ULKINの撮影を終え、各データを統合したバーチャルファッションショーが完成しました。
また、総合演出を担当した落合陽一と各国を代表して参加した楊貝貝氏(中国側デザイナー)やイム・ソンオク氏(韓国側デザイナー)とで、今回のファッションショーのコンセプトや衣装に込めた思いなどについて鼎談を実施しました。さらに日本側では、落合氏と一部の出演者や衣装デザイナー等の関係者とでトークセッションを行いました。これらについても、バーチャルファッションショーと同時に公開いたします。

イントロダクション、トークセッション出演者プロフィール

総合演出:落合陽一(メディアアーティスト)

©︎蜷川実花

メディアアーティスト。1987年生まれ、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了(学際情報学府初の早期修了)、博士(学際情報学)。筑波大学デジタルネイチャー開発研究センターセンター長、准教授・JSTCRESTxDiversityプロジェクト研究代表。IPA認定スーパークリエータ/天才プログラマー.ピクシーダスト テクノロジーズ代表取締役。
2017年 – 2019年まで筑波大学学長補佐,2018年より内閣府知的財産戦略ビジョン専門調査会委員,内閣府「ムーンショット型研究開発制度」ビジョナリー会議委員及び内閣府ムーンショットアンバサダー,デジタル改革法案WG構成員,2020-2021年度文化庁文化交流使,大阪・関西万博テーマ事業プロデューサーなどを歴任.
2015年WorldTechnologyAward、2016年PrixArsElectronica、EUよりSTARTSPrizeを受賞。LavalVirtualAwardを2017年まで4年連続5回受賞、2017年スイス・ザンガレンシンポジウムよりLeadersofTomorrow選出、2019年SXSWCreativeExperienceARROWAwards受賞、2021年MIT Technology Review Innovators Under 35 Japan ,2021 PMI Future 50、Apollo Magazine 40 UNDER 40 ART and TECHなどをはじめアート分野・テクノロジー分野で受賞多数。
個展として「ImageandMatter(マレーシア・2016)」、「質量への憧憬(東京・2019)」、「情念との反芻(ライカ銀座・2019)」など。その他の展示として、「AI展(バービカンセンター、イギリス・2019)」、「計算機自然(未来館・2020)」など多数出展。著作として「魔法の世紀(2015)」、「デジタルネイチャー(2018)」など。写真集「質量への憧憬(amana・2019)」など。メディアアートを計算機自然のヴァナキュラー的民藝と捉え、「物化する計算機自然と対峙し、質量と映像の間にある憧憬や情念を反芻する」をステートメントに、研究や芸術活動の枠を自由に越境し、探求と表現を継続している。

Introduction(落合陽一 x 都倉俊一 x 南條史生)

第23代文化庁長官:都倉俊一(作曲家・編曲家・プロデューサー)

第23代文化庁長官:都倉俊一(作曲家・編曲家・プロデューサー)四歳よりバイオリンを始め、小学校、高等学校を過ごしたドイツに於いて基本的な音楽教育を受ける。のち、学習院大学在学中に作曲家としてデビュー。その後、アメリカ・イギリスで作曲法、指揮法、映像音楽を学び、海外各国で音楽活動を行う。国内では「日本レコード大賞作曲賞」「日本歌謡大賞」「東京音楽祭最優秀作曲賞」「日本セールス大賞作曲賞、編曲賞」「日本レコード大賞」など、主要な音楽賞のほとんどを受賞する。世に出したヒット曲数は1,100曲を超え、レコード売上枚数は6千万枚を超える。その他多くの映画音楽、テレビ音楽を手掛ける。80年代からはレコード制作のほかに、映画音楽、舞台音楽も手掛けている。日本音楽著作権協会(JASRAC)会長、文化審議会委員等を歴任し、2021年4月、文化庁長官に就任した。

スーパーアドバイザー:南條史生(キュレーター)

1949年東京生まれ。慶應義塾大学経済学部、文学部哲学科美学美術史学専攻卒業。1978年国際交流基金、1986年ICAナゴヤディレクター等を経て、2002年副館長として森美術館開設に参画。2006年同館館長、2020年より同館特別顧問。国際的には1997年ベニスビエンナーレ日本館コミッショナーをはじめ、1998年台北ビエンナーレ、2001年横浜トリエンナーレ、2006年・2008年シンガポールビエンナーレ、2016年茨城県北芸術祭、2017年ホノルルビエンナーレ、2021年北九州未来創造芸術祭 ART for SDGs等のディレクターを歴任。

楊 貝貝

有名デザイナーであり、キュレーターでもある。パリのエスモード学院を卒業し、現在はCCTVのバラエティ番組「幸福帳単」、「黄金100秒」、「星光大道」などの司会者 の衣装を設計・制作している。またCCTV2018年の特別番組「山水中国美」や、2017年七夕番組「天下有情」などの大型番組のデザイナーも担当している。

イム・ソンオク

1996年ファッションデザインスタジオをオープンしてから現在まで、ソウル及び海外のコレクションを率いてきたクリエイティブディレクターであるイム・ソンオクは、2011年「Create 0% Waste」という革新的なブランドコンセプトを追求するPARTsPARTsとしてリブランディングした。モダンで快適な服をつくってきた彼女は、新しいブランドであるPARTsPARTsを通じて、最もベーシックな最高のクリエイティブを提供しようとしている。イム・ソンオクはファッションフィールドだけでなく、2014年のソチ冬季オリンピック韓国文化芸術公演の衣装監督、2013年現代自動車が後援するアートプロジェクト「Dream Society展」の文化駅ソウル284への展示、サムスン美術館LEEUMとのコラボレーションなどブランドネームであるPARTsPARTsのARTを基本にexhibition、movie、dance、contemporary artなど様々な芸術分野とのコラボレーション作業を行っている。

Talk Session Vol.2(落合陽一 x 冨永愛 x 中里唯馬 x 辰巳清)

冨永愛(モデル)

17歳でNYコレクションにてデビューし、一躍話題となる。以後、世界の第一線でトップモデルとして活躍。
モデルの他、テレビ、ラジオ、イベントのパーソナリティ、女優など様々な分野にも精力的に挑戦。日本人として唯一無二のキャリアを持つスーパーモデルとして、チャリティ・社会貢献活動や日本の伝統文化を国内外に伝える活動など、その活躍の場をクリエイティブに広げている。公益財団法人ジョイセフ アンバサダー、エシカルライフスタイルSDGsアンバサダー(消費者庁)、ITOCHU SDGs STUDIOエバンジェリスト。

中里唯馬(Yuima Nakazatoデザイナー)

1985年生まれ。2008年、ベルギー・アントワープ王立芸術アカデミーを卒業。2015年に「株式会社YUIMA NAKAZATO」を設立。2016年7月にはパリ・オートクチュール・ファッションウィーク公式ゲストデザイナーの1人に選ばれ、コレクションを発表。その後も継続的にパリでコレクションを発表し、テクノロジーとクラフトマンシップを融合させたものづくりを提案している。

辰巳清(アミューズミュージアム館長)

シアター/アートプロデューサー・キュレーター。
総合エンタテインメント企業アミューズにてコンサート、演劇、美術展など30年間で約5000公演を製作。館長を務めたアミューズミュージアムでは「襤褸(ぼろ:江戸期~昭和期の農民が着用した野良着)こそサステイナブルなアート」とのコンセプトを打ち立て、舞台美術や舞台照明のノウハウを用いた展示構成で農民衣を見せた。また文化庁や京都府の専門委員などの社会活動を通じて、アート・エンタテインメント業界にある実践知の社会還元を行っている。

Talk Session Vol.3(落合陽一 x Snow Peak代表 山井梨沙 x 日本環境設計 中村崇之)

山井梨沙(株式会社スノーピーク代表取締役社長)

1987年、新潟県生まれ。創立者の祖父・幸雄、現代表取締役会長の父・太から代々続く「スノーピーク」の3代目。幼いころからキャンプや釣りなどのアウトドアに触れて育つ。2014年の秋冬にアパレル事業を立ち上げ、スノーピークが培ってきた“ないものはつくるDNA“を受け継いだものづくりを次世代のフィルターを通し発信。2018年からはプロダクト全般の統括のほか、「LOCAL WEAR」プロジェクトなど、新たな試みも率先して牽引。2019年より代表取締役副社長。2020年3月より現職。
同子会社の㈱スノーピーク地方創生コンサルティング取締役、Snow Peak London,Limited.ディレクター兼任。
「公正な対価と野生の素材や技法にこだわり、あらゆる境界線を取り払う“豊かさ”の定義を変える服」をコンセプトにした新ブランド「YAMAI」を立ち上げる。
著書に「FIELDWORK -野生と共生-」、ドキュメンタリー映像として「HIJIRI -日知-」がある。

中村崇之​(日本環境設計「BRING」ブランドディレクター)

日本環境設計株式会社 プロダクトマーケティング課 課長。
1982年生まれ。東京造形大学メディア芸術専攻卒業、早稲田大学大学院国際情報通信研究科修士課程修了。入社時よりBRING(旧FUKU-FUKU)のブランドディレクターを担当。現在はプロダクトマーケティング課課長としてBRINGのブランドディレクション、ブランディング、セールス/MD/D2C/回収事業のマネージャーを担当。2020年グッドデザイン金賞受賞。2007年 Ars Electronica, Next Idea category, Honorary mention 受賞。

主催等

主催:文化庁、北九州市、東アジア文化都市北九州実行委員会
特別協力:中華人民共和国文化・観光部、大韓民国文化体育観光部

総合演出:落合陽一
スーパーアドバイザー:南條史生

出演:
《日本》冨永愛、Dulmi(Ayano Dulmi Obata)、Keishan、我妻マリ、マメ山田、Rabu
《中国》曽玲玲(ゾンリンリン)、李博文(リーボーウォン)、張伊寧(ツァンイニン)、
牟蒙愛(ムーモンアイ)、楊新旭(ヤンシンシュ)
《韓国》수민(スミン)、최현준(チェヒョンジュン)、신현지(シンヒョンジ)、정소현(チョンソヒョン)、
김설희(キムソルヒ)、배윤영(べユンヨン)

イントロダクション、トーク出演:
落合陽一、都倉俊一、南條史生、楊 貝貝、イム・ソンオク、冨永愛、中里唯馬(Yuima Nakazato)、山井梨沙(Snow Peak)、辰巳清(アミューズミュージアム)、中村崇之(日本環境設計)

衣装:
《日本》YUIMA NAKAZATO、襤褸(アミューズミュージアム)、Snow Peak
《中国》楊 貝貝
《韓国》VEGAN TIGER、C-ZANN E、CARUSO、NOHANT、DEW E DEW E、ULKIN

音楽:ケンモチヒデフミ
映像監督・製作:bird and insect

プロデュース:金森香(一般社団法人 DRIFTERS INTERNATIONAL)
制作:NHKプロモーション、株式会社precog
制作協力:株式会社エモハウス
機材協賛:株式会社セイビ堂、株式会社Life is Style(3D Phantom)
小道具協力:東筑紫学園高等学校服飾専攻
会場協力:北九州市立美術館

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