海外カンパニーの招聘業務・制作・広報

「東京芸術祭2019」ベルリン・シャウビューネ劇場『暴力の歴史』

  • CATEGORY
  • イベント形態|フェスティバル
  • precogの業務|イベント制作, 国際事業, 広報PR
  • 表現分野|演劇
  • 開催年|2019

プロジェクト概要

ベルリンを拠点とするドイツの名門、シャウビューネ劇場による演劇作品。原作はフランス人作家のエドゥアール・ルイの自伝的小説。セクシュアル・マイノリティとしてのアイデンティティを軸に社会に容認され、黙殺され、そして再生産される暴力の形を明らかにしていきます。

日程:2019年10月24日(木) 〜26日(土)
会場:東京芸術劇場 プレイハウス
製作:ベルリン・シャウビューネ劇場
公式サイト:https://tokyo-festival.jp/2019/historyofviolence/

作品概要

ミッション

・東京芸術祭2019直轄プログラムの海外カンパニーの招聘業務を受託。
・芸術祭とカンパニーの仲介をし、契約、予算管理、租税条約届出、ビザ申請業務・支払調整から当日運営まで、海外招聘公演の制作を円滑に遂行する。
・作品の理解を深め、新たな観客層を開拓する。

工夫

・ドイツ演劇に詳しい翻訳者、演劇研究者である林立騎氏に翻訳を依頼し、字幕・翻訳の質の向上を目指した。
・作品が扱うハイコンテクトな点(差別や移民、セクシュアルマイノリティーイシュー)を日本のユースカルチャーに寄せて理解しやすくし、若年層や演劇以外の多領域へとアピールするために、小冊子「暴力を考えるノート」を製作・配布した。

成果

・小冊子「暴力を考えるノート」が注目されて、従来の芸術祭の観客層に限らず広く話題を呼んだ。
・小冊子への寄稿者がテーマに共感し、SNSなどで発信したことで、今までリーチしづらかった若年層へのアピールに成功。

ギャラリー

広報制作物

メディア掲載情報

プレスリリース

クレジット

原作:エドゥアール・ルイ
トーマス・オスターマイアー、フロリアン・ボルヒマイヤー、エドゥアール・ルイによるドイツ語での初演翻訳
演出:トーマス・オスターマイアー
独仏翻訳:ヒンリッヒ・シュミット=ヘンケル
出演:クリストフ・ガヴェンダ、ラウレンツ・ラウフェンベルク、レナート・シュッフ、アリーナ・シュティーグラー
演奏:トーマス・ヴィッテ
演出助手:ダーヴィッド・シュトエル
舞台美術/衣装:ニーナ・ヴェッツェル
音楽:ニールス・オステンドルフ
映像:セバスティアン・ドュプィ
ドラマトゥルク:フロリアン・ボルヒマイヤー
照明:ミヒャエル・ヴェッツェル
振付:ヨハンナ・レムケ
製作:Schaubühne Berlin
共同製作:Théâtre de la Ville Paris, Théâtre National Wallonie-Bruxelles and St. Ann’s Warehouse Brooklyn.
初演:2018年6月

東京芸術劇場
技術統括: 白神久吉
舞台: 奥野さおり、渡邊武彦|佐々木渉、大川英憲
照明: 井上武憲、安藤達朗|川守田英樹、関野彰彦
音響: 石丸耕一|平本顕栄、野島旭貴
制作: 鶴岡智恵子、立石和浩、吉田直美、橋本奈々美
広報: 前田圭蔵
票券: 井上由姫

制作・広報: 株式会社precog
中村茜(プロジェクトディレクター)、平岡久美(シニアプロデューサー)、森田結香(チーフアドミニストレーター)、水野恵美(プロダクションマネージャー)、加藤奈紬(プロデュースデスク)、鈴木真子(編集)
広報物デザイン: 岡本健+
広報コンテンツ編集: 九龍ジョー
広報制作物マネジメント: 入江好美
宣伝映像編集: 加藤ちあき
宣伝映像音楽: 荒木優光
広報資料日本語翻訳: 岡本あきこ

主催:東京芸術祭実行委員会 [豊島区、公益財団法人としま未来文化財団、フェスティバル/トーキョー実行委員会、公益財団法人東京都歴史文化財団(東京芸術劇場・アーツカウンシル東京)]

後援:ドイツ連邦共和国大使館 / ゲーテインスティトゥート 東京、東京ドイツ文化センター、在日フランス大使館 / アンスティチュ・フランセ日本

令和元年度 文化庁 国際文化芸術発信拠点形成事業(豊島区国際アート・カルチャー都市推進事業)
東京芸術祭2019は東アジア文化都市2019豊島と連携して開催いたしました。