国際共同制作作品の企画・制作|ウティット・ヘーマムーン×岡田利規×塚原悠也『プラータナー:憑依のポートレート』東京公演

  • CATEGORY
  • イベント形態|トーク・シンポジウム, パフォーマンス, ワークショップ
  • precogの業務|イベント/公演制作, 人材育成・コーディネート, 国際交流, 広報・PR, 教育普及, 票券/客席デザイン
  • 表現分野|演劇
  • 開催年代|2019

precogのお仕事

ミッション

・タイからの俳優と技術チーム合わせて17名のクリエーション・メンバーを日本に円滑に受け入れる。
・日本人には馴染みの薄いタイ文学をもとにした舞台作品を、同時代の芸術として日本の観客に届ける。

工夫

・使用言語や国籍、必要な手続きなどが異なる参加メンバーそれぞれに対し、個別対応とケアを継続しつつ、プロジェクトとしての共通認識をつねに確認・アップデートする体制を構築した。
・観劇とは異なる方法で作品にアプローチするため、公演に先がけて、ワークショップファシリテーション、グラフィックレコーディング、劇評など様々な切り口で参加できるスクールを、ワークショップデザイナーの臼井隆志氏と実施。また、プロジェクトとその背景を説明する観劇ガイド(パンフレット)を作成・配布した。
・作品に興味のある人や観劇しに来た人が、作品と継続的に関われる接点を作った。例えば(株)ロフトワークが運用する「AWRD」の広報企画協力による観劇レビューのコンペティションを開催したり、プロジェクトのアーカイブとして公式ガイドブック『憑依のバンコク オレンジブック』(白水社)を出版した。

成果

・海外招聘事業や国際制作作品の、日本における近年の集客不振、アジアの文学・舞台芸術の日本における認知度の低さにも関わらず、口コミが話題を呼び、開幕してからは連日客席を増席、当日券も完売と好評を得た。
・プロジェクトの成果が高く評価され「読売演劇大賞」で脚本・演出を担当した岡田利規が「選考委員特別賞」を、セノグラフィー(舞台美術)を担当した塚原悠也氏が「優秀スタッフ賞」を受賞した。
・ワークショップや書籍の発行などを通じて、上演中以外でも作品に興味を持ってもらえるきっかけを作り、公演の観客に限定されない創客のモデルを提示した。

プロジェクト概要

国際交流基金アジアセンターとの共同制作による、3年あまりの月日をかけた国際コラボレーション。タイ現代文学の最前線を担う小説家、ウティット・ヘーマムーン氏の小説『プラータナー:憑依のポートレート』を岡田利規の演出によって舞台化しました。セノグラファーにcontact Gonzoの塚原悠也氏を迎え、俳優はバンコクでのオーディションで選出。政治と国家、支配と権力、欲望と身体、見る者と見られる者。それらの境界線を越えることとはなにか。タイ・日本のクリエイティブ・メンバーが集い、一人の芸術家の人生に国家と身体、性的な営みと政治変動を重ね合わせて描きます。

日時:2019年6月27日 (木) ~7月7日 (日)
会場:東京芸術劇場 シアターイースト
公式サイト:https://www.pratthana.info/
※本作は、日本と東南アジアの文化交流事業を幅広く紹介する祭典「響きあうアジア 2019」プログラムの一環で公演されました。

ギャラリー

広報制作物

メディア掲載情報

アーカイブ

関連アーティスト

クレジット

原作: ウティット・ヘーマムーン
脚本・演出: 岡田利規
セノグラフィー・振付: 塚原悠也
演出助手: ウィチャヤ・アータマート
原作翻訳・日本語字幕制作: 福冨渉
出演: ジャールナン・パンタチャート、ケーマチャット・スームスックチャルーンチャイ、クワンケーオ・コンニサイ、パーウィニー・サマッカブット、ササピン・シリワーニット、タップアナン・タナードゥンヤワット、ティーラワット・ムンウィライ、タナポン・アッカワタンユー、トンチャイ・ピマーパンシー、ウェーウィリー・イッティアナンクン、ウィットウィシット・ヒランウォンクン
衣裳: 藤谷香子
照明: ポーンパン・アーラヤウィーラシット
照明オペレーション: ラポンパット・ドゥアンプローイ
照明コーディネート: 三浦あさ子
音響: 荒木優光
音響アシスタント: 植松幸太
セノグラフィーアシスタント・映像: 松見拓也
舞台監督: 大田和司
脚本翻訳: ムティター・パーニッチ
翻訳協力: パタラソーン・クーピパット、マッタナー・チャトゥラセンパイロート 
脚本英語翻訳: オガワアヤ、ササピン・シリワーニット
字幕英語翻訳: オガワアヤ
字幕操作: ミミー・ダーンターウォンジャローン
通訳: パタラソーン・クーピパット
統括プロデューサー: 中村茜
プロダクション・マネージャー: 川崎陽子
アシスタント・プロダクション・マネージャー: 加藤奈紬、﨑山貴文
制作協力: タナノップ・カーンチャナウティシット
票券: 谷津有佳
当日運営: 丸山怜音
記録映像: 須藤崇規
記録写真: 高野ユリカ

広報
宣伝美術・撮影: 松見拓也
特設ウェブサイト: 石黒宇宙
告知映像: 金巻勲、荒木優光
企画協力: 金森香、添田奈那、AWRD(ロフトワーク)
英語翻訳: ジェームス・ケティング
『プラータナー』観劇ガイド: 臼井隆志、あかしゆか、関川航平、藤井瑶、加藤甫、松見拓也、福冨渉、藤末萌、中村茜
『プラータナー』スクール: 臼井隆志、清水淳子、加藤甫
マネジメント: 藤末萌、増崎真帆、原口さとみ
アシスタント: 加藤奈紬
広報協力: 島貫泰介
ポスト制作: 山本ゆい
パンフレットデザイン: 藤井瑶

公演記録集『憑依のバンコク オレンジブック』
著者: ウティット・へーマムーン&岡田利規
企画・製作: 国際交流基金アジアセンター、株式会社precog
企画・ディレクション: 中村茜
アートディレクション: 松見拓也
デザイン: 仲村健太郎、小林加代子
執筆・構成: 島貫泰介
写真: 松見拓也、森栄喜
翻訳: 福冨渉、山口真樹子、並河咲耶、田村かの子、パタラソーン・クーピパット、宇戸優美子
編集: 川崎陽子、鈴木真子、福冨渉、和久田賴男(白水社)
地図制作: 地図屋もりそん
印刷・製本: 株式会社大伸社
発行: 白水社

原作小説『プラータナー 憑依のポートレート』
著者: ウティット・ヘーマムーン
翻訳: 福冨渉
発行: 河出書房新社

株式会社precog
代表取締役・ディレクター: 中村茜
チーフプロデューサー: 黄木多美子
シニアプロデューサー: 平岡久美
チーフアドミニストレーター: 兵藤茉衣、森田結香
プロデューサー: 水野恵美、﨑山貴文
アシスタントプロデューサー: 加藤奈紬
票券: 谷津有佳
デスクアシスタント: 岩井美菜子、北堀あすみ、木村さや香、栗田結夏、齊藤浩子、佐藤瞳、髙橋健太郎、髙畑もなみ、寺田凜、美和咲妃、渡辺元紀

東京芸術劇場
技術統括: 白神久吉
舞台: 奥野さおり、渡邉武彦//佐々木渉、大川英憲
照明: 井上武憲、安藤達朗//川守田英樹、関野彰彦
音響: 石丸耕一//平本顕栄、野島旭貴
制作: 立石和浩、鶴岡智恵子、吉田直美、橋本奈々美
広報: 前田圭蔵
票券: 井上由姫

主催: 国際交流基金アジアセンター 
共催: 東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)
企画制作: 株式会社precog
製作: 国際交流基金アジアセンター、株式会社precog、一般社団法人チェルフィッチュ 
作品制作助成: アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、公益財団法人セゾン文化財団
協力: チュラロンコーン大学文学部演劇学科、シーナカリンウィロート大学 College of Social Communication Innovation、Democrazy Theatre Studio、contact Gonzo、B-Floor Theatre、DuckUnit、FAIFAI、For What Theatre、Splashing Theatre Company、浦谷晃代、田坂博子、ケティング菜々、一般社団法人 P、ゲンロンカフェ、内田圭、臼井沙代子、ロフトワーク、サウンドウィーズ、小早川保隆、(株)ARTCORE、鈴木康郎、山吹ファクトリー、金井美希、蘭智咲、竹林凜音